福祉試験対策工房より
「ゴメンね企画」の反響が結構あったので、せっかくだから新たな企画として、過去問の正しかった選択肢を掲載してみようと思います。
使用する過去問は、主に「社会福祉士」です。
誤りなどがあれば、コメント欄で教えてください。
では、第34回問題82をご覧ください。
【第34回 問題82】
問題 82 事例を読んで,日常生活自立支援事業による支援に関する次の記述のうち,最も適切なものを 1 つ選びなさい。
〔事 例〕
Mさん(50 歳)は,軽度の知的障害があり,自宅で母親と二人で暮らしていたが,2 か月前に母親が死去した。その後,Mさんは障害者支援施設の短期入所を利用していたが,共同生活援助(グループホーム)への転居が決まった。さらにMさんを担当するA相談支援専門員の助言で,T市社会福祉協議会が実施している日常生活自立支援事業の利用に至り,B専門員がその担当となった。
1 Mさんが日常生活自立支援事業の契約締結前に利用した短期入所の費用の支払を,Mさんとの利用契約に基づきB専門員が行うことができる。
2 Mさんの母親の遺産相続に関する法律行為をMさんに代わりB専門員が行うことができる。
3 Mさんの共同生活援助(グループホーム)入居後のB専門員による金銭管理の内容を,B専門員とA相談支援専門員との協議で決める。
4 共同生活援助(グループホーム)に入居するMさんについては,ホームの支援者による見守りが期待されるため,日常生活自立支援事業による訪問支援は行わないこととする。
5 Mさんの成年後見制度への移行を視野に入れ,日常生活自立支援事業の開始とともに直ちに関係機関との調整に入らなければならない。
正解:1
【一言】
日常生活自立支援事業についての事例問題です。この事業は、事例にしやすい内容で、支援内容について問われることが多いという印象です。事業の支援内容を中心に学習しておくと良いと思います。
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