福祉試験対策工房より
常に心の片隅にはあったのですが、なかなか作業が進まず、今に至りました。今更販売してもということで、今年は切り替えました!「今年はケアマネ試験小鳥たちのチェックシートを販売できずにゴメンね企画」として、昨年の試験問題をblogに掲載して、簡単に問題の解き方の視点やコツ、簡易解説を加筆しますので、是非、試験対策に役立てて下さい。
今年のケアマネ試験までに全問掲載予定です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
なお、誤字や解答に誤りがあった場合、コメント欄からご指摘下さい。
後日、訂正等の対応をします。
それでは「問題24」をご覧ください。
問題24 要介護1の認定を受けた一人暮らしのAさん(80歳、女性)から依頼を受け、アセスメントのために訪問した。Aさんの希望は、区分支給限度基準額の範囲内で、気の合う友人が利用するBデイサービスに一緒に通うこと、及び、腰や膝の痛みで掃除や買い物などが面倒になってきたのでなるべく多く訪問介護を使うことであり、アセスメントは必要ないと拒絶されてしまった。
自立支援・重度化防止の観点に立った介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。2つ選べ。
1 .十分なアセスメントなしではケアプランを作成できないので、ケアプランの依頼を断る。
2 .Aさんの希望どおり、Bデイサービスを利用する目標を「友人と楽しく過ごすことができる」として、ケアプランを作成する。
3 .Bデイサービスの体験利用を提案するなど、アセスメントが行えるようAさんとの関係性の構築に努める。 4 .腰や膝の痛みについて主治の医師と相談して適切な対応を検討しようとAさんに提案する。
5 .区分支給限度基準額の上限までのサービス利用が保険者に認められるよう、理由を一緒に考えたいとAさんに伝える。
<解き方の視点と簡易解説>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
事例問題です。事例問題は、事例文をじっくり読むと時間をとられてしまうので、選択肢から読んで、目星をつけてから、事例文を確認すると効率的かと思います。選択肢の末尾をみると、「断る」「提案する」などのケアマネの対応が読み取れます。「提案する」という選択肢は、「×」になりにくいものなので、判断に迷ったら、「○」にして良いと思います。
正解:3と4
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