福祉試験対策工房より
次回試験からカリキュラムが変更されてしまうけれど、試験内容はそこまで大きく変わらないようです。そこで、最新試験問題を1問ずつ掲載し、問題作成者からの視点で問題を解説していこうと思います。長丁場になるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。
「科目:相談援助の理論と方法」
問題106 ソーシャルワークの援助関係に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 共感的理解とは、クライエントの世界を、あたかもソーシャルワーカーも体験したかのように理解することである。
2 目的志向性とは、クライエントを意図的に導くことにより、ソーシャルワーカーの自己覚知を促進することである。
3 パターナリズムとは、ソーシャルワーカーの権威と自由裁量を否定し、対等な立場を重視した援助関係のことである。
4 受容とは、クライエントの逸脱した態度や行動に対しても、同調した上で、それを許容することである。
5 ソーシャルワーカーの自己開示とは、クライエントの行動や感情における矛盾を指摘することである。
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「正解:1」
ソーシャルワークの援助関係についての問題です。「目的志向性」「パターナリズム」などのように難しい用語が登場しますが、そのあとの説明を読んで違和感があるかどうかを確認すればOKです。
以上です。次回に続く。。。
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