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第36回(令和5年度)社会福祉士国家試験の試験問題一問一答解説 問題121

福祉試験対策工房

福祉試験対策工房より

次回試験からカリキュラムが変更されてしまうけれど、試験内容はそこまで大きく変わらないようです。そこで、最新試験問題を1問ずつ掲載し、問題作成者からの視点で問題を解説していこうと思います。長丁場になるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。


「科目:福祉サービスの組織と経営」

問題121  集団やチームに関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

1  集団浅慮とは、集団を構成する個々のメンバーが、個人で考えるよりも多面的な検討を行うことができるようになる現象のことである。

2  集団の規範とは、メンバーが誰かの努力や成果にただ乗りして、自分自身は力を出し切らないことである。

3  集団の凝集性は、集団を構成するメンバーを離散させ、個々人に分離させる傾向をもつ。

4  チームの生産性は、チームメンバー間で信頼や尊敬の念が育まれていると低くなる。

5  集団内のコンフリクトには、集団に悪影響を及ぼす非生産的コンフリクトと、集団に好影響を及ぼす生産的コンフリクトの両方の側面がある。

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正解:5

集団・チームの理念についての問題です。旧カリキュラムでは、毎年のように出題されていました。新カリキュラムでも、引き続き頻繁に出題されるものと思います。

「コンフリクト」や「凝集性」の意味だけを覚えておくだけでも正解率が変わってきます。


以上です。次回に続く。。。


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