福祉試験対策工房より
次回試験からカリキュラムが変更されてしまうけれど、試験内容はそこまで大きく変わらないようです。そこで、最新試験問題を1問ずつ掲載し、問題作成者からの視点で問題を解説していこうと思います。長丁場になるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。
「科目:社会理論と社会システム」
問題21 次の記述のうち、囚人のジレンマに関する説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 協力し合うことが互いの利益になるにもかかわらず、非協力への個人的誘因が存在する状況。
2 一人の人間が二つの矛盾した命令を受けて、身動きがとれない状況。
3 相手のことをよく知らない人同士が、お互いの行為をすれ違いなく了解している状況。
4 非協力的行動には罰を、協力的行動には報酬を与えることで、協力的行動が促される状況。
5 公共財の供給に貢献せずに、それを利用するだけの成員が生まれる状況。
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「正解:1」
囚人のジレンマの意味を確認する問題です。今回は、やっぱり用語の意味を確認する問題が多いですね。新カリキュラムでも同様の傾向になるのか、要注目です。
「ジレンマ」から「葛藤」といった意味を連想することができればいけるかもしれませんね。。。
以上です。次回に続く。。。
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