福祉試験対策工房より
次回試験からカリキュラムが変更されてしまうけれど、試験内容はそこまで大きく変わらないようです。そこで、最新試験問題を1問ずつ掲載し、問題作成者からの視点で問題を解説していこうと思います。長丁場になるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。
「科目:現代社会と福祉」
問題25 次の記述のうち、ブラッドショー(Bradshaw, J.)のニード類型を踏まえたニードの説明として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 クライエントがニードを表明しなければ、ニードのアセスメントを行うことはできない。
2 社会規範に照らしてニードの有無が判断されることはない。
3 クライエントと専門職との間で、ニードの有無の判断が食い違うことはない。
4 他人と比較してニードの有無が判断されることはない。
5 クライエントがニードを自覚しなければ、クライエントからのニードは表明されない。
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「正解:5」
ブラッドショーのニード類型を踏まえたニードについての問題です。今後も出題され続けるテーマだと思います。
ぱっと見難しそうですが、よく読むと当たり前のことが書いてあるので、正解が分かると思います。
「電車で寝てしまった場合、起きなければ乗り越したことに気づけない。」の一文に似ていますね。
以上です。次回に続く。。。

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