福祉試験対策工房より
次回試験からカリキュラムが変更されてしまうけれど、試験内容はそこまで大きく変わらないようです。そこで、最新試験問題を1問ずつ掲載し、問題作成者からの視点で問題を解説していこうと思います。長丁場になるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。
「科目:現代社会と福祉」
問題31 居住支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 住宅確保要配慮者居住支援協議会は、住宅確保要配慮者に対して家賃の貸付けを行っている。
2 住居確保給付金は、収入が一定水準を下回る被用者に限定して、家賃を支給するものである。
3 シルバーハウジングにおけるライフサポートアドバイザーは、身体介護を行うために配置されている。
4 「住宅セーフティネット法」は、住宅確保要配慮者が住宅を購入するための費用負担についても定めている。
5 地方公共団体は、公営住宅法に基づき、住宅に困窮する低額所得者を対象とする公営住宅を供給している。
(注) 「住宅セーフティネット法」とは、「住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律」のことである。
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「正解:5」
居住支援についての問題です。内容としては、主に低所得者向け、障害者向け、高齢者向けがあると覚えておきましょう。身体介護が必要なら介護保険対象施設になるはずなので、選択肢3は「×」と判断できます。こんな風に推察していくと、都道府県や市町村なら低所得者向けの住宅を供給していそう♪と考えることも可能かと思います。
以上です。次回に続く。。。

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