福祉試験対策工房より
次回試験からカリキュラムが変更されてしまうけれど、試験内容はそこまで大きく変わらないようです。そこで、最新試験問題を1問ずつ掲載し、問題作成者からの視点で問題を解説していこうと思います。長丁場になるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。
「科目:社会保障」
問題52 事例を読んで、Hさんに支給される社会保障給付として、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
Hさん(45歳)は、妻と中学生の子との3人家族だったが、先日、妻が業務上の事故によって死亡した。Hさんは、数年前に、持病のためそれまで勤めていた会社を退職し、それ以来、無職、無収入のまま民間企業で働く妻の健康保険の被扶養者になっていた。
1 国民年金法に基づく死亡一時金
2 厚生年金保険法に基づく遺族厚生年金
3 国民年金法に基づく遺族基礎年金
4 健康保険法に基づく埋葬料
5 労働者災害補償保険法に基づく傷病補償年金
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「正解:3」
支給される社会保障給付の種類を選択する事例問題です。このパターンの問題の場合、妻が「死亡」とあるので、「遺族」「死亡」が含まれる給付を選択することが妥当だと思います。あとは無職や無収入といったキーワードから推察していくと良いでしょう。
以上です。次回に続く。。。
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