福祉試験対策工房より
次回試験からカリキュラムが変更されてしまうけれど、試験内容はそこまで大きく変わらないようです。そこで、最新試験問題を1問ずつ掲載し、問題作成者からの視点で問題を解説していこうと思います。長丁場になるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。
「科目:障害者に対する支援と障害者自立支援制度」
問題57 障害者福祉制度の発展過程に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 1949年(昭和24年)に制定された身体障害者福祉法では、障害者福祉の対象が生活困窮者に限定された。
2 1987年(昭和62年)に精神衛生法が精神保健法に改正され、保護者制度が廃止された。
3 2004年(平成16年)に改正された障害者基本法では、障害者に対する差別の禁止が基本理念として明文化された。
4 2005年(平成17年)に制定された障害者自立支援法では、利用者負担は所得に応じた応能負担が原則となった。
5 2011年(平成23年)に障害者基本法が改正され、法律名が心身障害者対策基本法に改められた。
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「正解:3」
障害者福祉制度の発展過程についての問題です。時代背景を想像しながら推察すると正解に近づけると思います。選択肢3の一文は、ちょくちょく出題されているので、もう暗記しちゃいましょう。
以上です。次回に続く。。。

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