福祉試験対策工房より
次回試験からカリキュラムが変更されてしまうけれど、試験内容はそこまで大きく変わらないようです。そこで、最新試験問題を1問ずつ掲載し、問題作成者からの視点で問題を解説していこうと思います。長丁場になるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。
「科目:社会調査の基礎」
問題86 次の事例を読んで、S県が実施した標本調査の母集団として、最も適切なものを1つ選びなさい。
〔事 例〕
S県内の高校に在籍している全ての生徒のうち、日常的に家族の世話や介護等を担っている高校生が、どのくらい存在するかを調べるために、標本調査を実施した。
1 全国の高校に在籍する全生徒
2 全国の高校に在籍する全生徒のうち、日常的に家族の世話や介護等を担っている者
3 S県内の高校に在籍する全生徒
4 S県内の高校に在籍する全生徒のうち、日常的に家族の世話や介護等を担っている者
5 S県内の高校に在籍する全生徒のうち、標本となった者
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「正解:3」
標本調査の母集団を考える事例問題です。S県となっているので、選択肢3,4,5のいずれかかな?っと捉えて頂けると幸いです。事例文に「全ての生徒のうち」となっているので、「全ての生徒」が母集団(分母)になると判断できます。
以上です。次回に続く。。。
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