福祉試験対策工房より
次回試験からカリキュラムが変更されてしまうけれど、試験内容はそこまで大きく変わらないようです。そこで、最新試験問題を1問ずつ掲載し、問題作成者からの視点で問題を解説していこうと思います。長丁場になるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。
「科目:心理学理論と心理的支援」
問題9 次の記述のうち、オペラント条件づけの事例として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 電車に乗っているときに事故にあってしまい、それ以降電車に乗るのが怖くなってしまった。
2 以前に食べたときに体調が悪くなった食品を見ただけで、気分が悪くなってしまった。
3 犬にベルの音を聞かせながら食事を与えていると、ベルの音だけで唾液が分泌するようになった。
4 人に迷惑をかけるいたずらをした子どもを叱ったら、その行動をしなくなった。
5 病院で受けた注射で痛い経験をした子どもが、予防接種のときに医師の白衣を見ただけで怖くなって泣き出した。
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「正解:4」
オペラント条件づけの事例についての問題です。これは、「オペラント条件づけ」を知っていても具体的にどういうものかということを理解していないと、対応が難しいかもしれませんね。また、「条件づけ=犬」という感じで覚えている受験生もいると思いますが、この問題の場合、痛い目にあいそうです。
以上です。次回に続く。。。
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