試験講評

 ここでは、実施された試験の講評(総括版)と、ぼぼ屋×福祉試験対策工房のコラボ作品『手づくり教材シリーズ 小鳥たちのチェックシート』の的中状況を掲載します。次回以降の試験対策の材料になれば幸いです。

社会福祉士試験の講評

 

■2020年社会福祉士試験(第32回)

『小鳥たちのチェックシート』

的中状況!!!

(午前)

共通科目

掲載12項目中7項目出題!

掲載72肢中14肢出題!

(午後)

専門科目

掲載12項目中8項目出題!

掲載72肢中7肢出題!

※的中状況に係る照合は、福祉試験対策工房独自の基準に基づいて行っております。

かぬ<講評>

午前:共通科目

 今回は、これまでの頻出問題が一気に出題されなくなったという印象を受けました。「人体の構造と機能及び疾病」のDSM-5や、「保健医療サービス」の国民医療費の動向などがその一例です。国民医療費に限っては、現行のカリキュラムになって初めて出題されなかったと認識しています。社会福祉士試験は、社会福祉士になるにあたって必要な知識を確認するための試験だといえますが、これまでずっと出題し続けたものを急に出題しないというのは、そこに何かしらの意図(今年のの受験生に限っては不必要なものだったからetc)があるのでしょう。

 また、「現代社会と福祉」は、今回は「ニッポン一億総活躍プラン」や「持続可能な開発目標(SDGS)」など、以前に比べて近年の時事に目を向けた内容が増えています。この傾向は当分続くと思いますので、注意していきましょう。

 全体的には、昨年よりも若干難しく感じたかと思います。

午後:専門科目

 専門科目は、共通科目に比べて易しい問題が多かっただけでなく、「福祉サービスの組織と経営」で社会福祉法人やNPO法人が出題されるなど、これまでの頻出問題も再び出題されたので、多くの受験生が高得点をとれたと思います。

 各科目とも、目に付くような意外性のある内容はとくになかったので、全体的にはスタンダードな出題傾向であったといます。次回試験に向けて、しっかりと学習しておきましょう。

■2019年社会福祉士試験(第31回)

『小鳥たちのチェックシート』

的中状況!!!

(午前)

共通科目

掲載12項目中10項目出題!

掲載72肢中11肢出題!

(午後)

専門科目

掲載13項目中11項目出題!

掲載72肢中9肢出題!

※的中状況に係る照合は、福祉試験対策工房独自の基準に基づいて行っております。

<講評>

午前:共通科目

 問題1にエリクソンの発達段階が出題されて、「心理学理論と心理的支援」かよっ!とツッコミをいれた受験生も少なくなかったのではないでしょうか。そんな小さなハプニングはありつつも、共通科目全体をみると、おおむね例年どおりの出題傾向であったといえます。DSM-Vや国民医療費といった常連組も順当に出題されていました。
 例年と異なる傾向というと、「福祉行財政と福祉計画」において、福祉行財政よりも福祉計画に比重が置かれた問題構成となっていました。各行政計画で「一体的に作成」「整合の確保」などの規定があるなど、行政計画の内容は問題として作成しやすくなっています。今後もこの傾向が続くのか、注目したいと思います。

 もう1点は、「権利擁護と成年後見制度」において、成年後見制度の統計は出題されていましたが、制度の内容が出題されなかった点です。 単純に、科目名にしているものを出題しないという意図が分かりません。

問題15と問題27の幸福度指標はなんとかならないんですかね。感が良い受験生は、問題27をみて、問題15の答えが分かったかと思います。

午後:専門科目

 専門科目も全体的には、例年通りの出題傾向であったといえます。問題の難易度も「昨年よりもちょっと難しかったかも?」という程度であったと思います。
 意外な点といえば、「福祉サービスの組織と経営」で社会福祉法人やNPO法人が出題されなかったことです。これはビックリしました。今年がレアケースだと思いますので、次回試験に向けてはしっかりと学習しておきましょう。
 試験前、労働系の統計を中心に不正問題が発覚し、テレビでも連日報道されていましたので、もしかしたら統計問題は出題されないかも!と考えていましたが、例年通り出題されていました。後々、統計が全く誤りだったと発覚した場合、どう対応するんですかね。個人的には、そのへんがスッキリするまでは、統計問題を自粛した方が良いと思っています。

 「更生保護制度」は、今回の問題構成がスタンダードな形だといえます。保護観察、保護観察官・保護司、社会復帰調整官を中心に学習しておけば4問中2~3問は確保できるでしょう。

■2018年社会福祉士試験(第30回)

『小鳥たちのチェックシート』

的中状況!!!

(午前)

共通科目

掲載12項目中8項目出題!

掲載72肢中11肢出題!

(午後)

専門科目

掲載13項目中9項目出題!

掲載72肢中10肢出題!

※的中状況に係る照合は、福祉試験対策工房独自の基準に基づいて行っております。

<講評>

午前:共通科目

 DSM-Ⅴ、役割の概念、国民医療費、成年後見制度など、頻出項目が順当に出題されていたという印象です。問題の難易度としては、昨年と同じか、若干低いかなと感じました。合格基準点はやや高めになると思います。また、全体的に民生委員に関する問題が多かったといえます。民生委員制度は一昨年に70周年を迎えたので、その記念なのかもしれませんね。もしくは方面委員制度の100周年?

当方では前回試験の時に出題が増えると予想していましたが、ちょっと先走ってしまったようです。。。

午後:専門科目

 法改正があった社会福祉法の社会福祉法人は、複数問出題されると踏んでいましたが、意外にも例年通り1問でした。各科目をみても、出題傾向が大きく変わっていないといえます。また、細かく数えてはいませんが、共通科目も含め、選択肢が単語や短い文の問題が多かったように感じます。プラスして、その問題の難易度が低めでした。
ですから、どの受験生も最低限の得点は確保できているのではないかと思います。

■2017年社会福祉士試験(第29回)

『小鳥たちのチェックシート』

的中状況!!!

(午前)

共通科目

掲載25項目中16項目出題!

掲載72肢中13肢出題!

(午後)

専門科目

掲載17項目中8項目出題!

掲載72肢中4肢出題!

※的中状況に係る照合は、福祉試験対策工房独自の基準に基づいて行っております。

<講評>

午前:共通科目

 全体的には、例年よりも問題の難易度が低かったように感じます。また、役割の概念や国民医療費の動向といった頻出内容も順当に出題されていました。「現代社会と福祉」の科目だけは、比較的新しい内容が出題されていたので、難しく感じたかもしれません。

午後:専門科目

 「相談援助の理論と方法」の事例問題数が極端に少ない、「福祉サービスの組織と経営」が例年と異なる出題傾向であったなど、細かくみると意外な点はありましたが、全体的には例年とほぼ同様といった出題傾向であったといえます。問題の難易度が低かったと感じます。

介護福祉士試験の講評

 

■2020年介護福祉士試験(第32回)

『小鳥たちのチェックシート』

的中状況!!!

(午前)

領域Ⅰ,Ⅱ

掲載12項目中9項目出題!

掲載72肢中4肢出題!

(午後)

領域Ⅲ,Ⅳ

掲載6項目中5項目出題!

掲載36肢中5肢出題!

※的中状況に係る照合は、福祉試験対策工房独自の基準に基づいて行っております。

<講評>

午前:領域Ⅰ,領域Ⅱ

 昨年に比べると、国際機能分類(ICF)や介護保険サービスなど、見慣れた問題が多く含まれていたと感じます。ただし、細かい部分の内容が出題されていたり、何らかの条件が問題文に設けられていたりと、問題の難易度は若干高かったといえます。また、「介護過程」などの一部科目では、頻出問題が出題されなかった点も特徴的でした。

午後:領域Ⅲ,領域Ⅳ

 全体としては、過去に出題された内容が多く盛り込まれていたので、解きやすいと感じた受験生が多かったかと思います。ただ、ホーエン・ヤール重症度分類のステージを確認する問題(問題95)など、知らないと解くことができない問題も数多く含まれていたので、合格基準点自体はそれほど高くないと思います。
 なお、3回連続して「組み合わせ」の出題形式が出題されていました。

■2019年介護福祉士試験(第31回)

『小鳥たちのチェックシート』

的中状況!!!

(午前)

領域Ⅰ,Ⅱ

掲載12項目中10項目出題!

掲載72肢中15肢出題!

(午後)

領域Ⅲ,Ⅳ

掲載7項目中4項目出題!

掲載36肢中5肢出題!

※的中状況に係る照合は、福祉試験対策工房独自の基準に基づいて行っております。

<講評>

午前:領域Ⅰ,領域Ⅱ

 例年に比べると、見慣れない問題が多かったり、細かい部分の内容が出題されていたりしたので、難しく感じた受験生が多かったと思います。「社会の理解」では、介護保険法の改正点に関する問題が2問、障害者総合支援法の改正点に関する問題が1問出題されるなど、法改正の内容で攻めた感じになっていました。

 また、簡単な問題であっても、細かな条件が設けられているので、そのトラップに引っかかってしまったという受験生も少なくなかったと感じました。

午後:領域Ⅲ,領域Ⅳ

 例年出題されている食事のしくみや終末期のしくみが出題されないど、頻出項目からの出題が少なかったのように感じました。そのため、問題の難易度も若干高かったといえます。「認知症の理解」では、複数の内容をひっくるめた複合問題が出題されていた点が気になりました。浅く広い知識を求めているように思えました。前回に引き続き、組み合わせ」の出題形式がひっそりと出題されていました。

■2018年介護福祉士試験(第30回)

『小鳥たちのチェックシート』

的中状況!!!

(午前)

領域Ⅰ,Ⅱ

掲載12項目中8項目出題!

掲載72肢中12肢出題!

(午後)

領域Ⅲ,Ⅳ

掲載6項目中5項目出題!

掲載36肢中11肢出題!

※的中状況に係る照合は、福祉試験対策工房独自の基準に基づいて行っております。

<講評>

午前:領域Ⅰ,領域Ⅱ

 全体としては、見慣れない問題もいくつかありましたが、難易度が低めだったので大きな支障はなかったと思います。今回、一番びっくりしたのが「社会の理解」です。社会福祉法人の改正点が出題されなかっただけでなく、科目全体として出題方法や難易度も含め「学習していなくても何となく分かるでしょ!」的な問題がずらりと並んでいました。他の科目も、専門的な内容というよりは一般的な内容といえる問題が多かったと感じました。高得点を獲れた受験生が多いと思います。

午後:領域Ⅲ,領域Ⅳ

 全体としては、「例年通り」という感じで、昨年と比べても「簡単だった」という印象も受けました。そして、加齢変化、記憶、適応機制などの頻出項目が順当に出題されていました。ですから、用語(病気、記憶、欲求など)の意味や特徴を知っていれば十分対応できと思います。地味に「組み合わせ」の出題形式が復活(問題100)していたので、その点は驚きました。

■2017年介護福祉士試験(第29回)

『小鳥たちのチェックシート』

的中状況!!!

(午前)

領域Ⅰ,Ⅱ

掲載24項目中13項目出題!

掲載72肢中7肢出題!

(午後)

領域Ⅲ,Ⅳ

掲載14項目中8項目出題!

掲載36肢中9肢出題!

※的中状況に係る照合は、福祉試験対策工房独自の基準に基づいて行っております。

<講評>

午前:領域Ⅰ,領域Ⅱ

 今回から「介護の基本」と「生活支援技術」の出題数が変更になりました。この2科目を含め、全体として、あまり見慣れない内容の問題が数多く出題されていたので、難しく感じた受験生が多かったかと思います。また、選択肢が単語の問題も数多く出題されていました。この出題形式は、知らなければ解けないものがほとんどなのでしたので、試験学習でいかに覚えたかが合否の分かれ目になるといっても良いでしょう。

午後:領域Ⅲ,領域Ⅳ

 今回から「領域Ⅳ:医療的ケア」が加わりました。出題数は5問と少なめですが、専門用語が多いので、苦手と感じる受験生も少なくないと思います。全体的には、やや難しめの難易度であったと感じます。ただし、午前科目に比べると、加齢変化などの頻出項目が順当に出題されていたので、頻出項目さえおさえられていれば、最低限度の得点を確保することは可能であったといえます。

ケアマネ試験の講評

 

■2019年ケアマネ試験(第22回再試験)

介護支援分野

保健医療サービス分野

福祉サービス分野

<講評>

介護支援分野

 介護支援分野は、スタンダードな出題傾向で受験生にとって解きやすい内容であったといえます。例年出題されている要介護認定、保険給付、地域支援事業、居宅介護支援、介護予防支援などが順当に出題されました。
 出題内容も基礎的なものが多く、正誤判断は容易であったと感じます。

保険医療サービス分野

 保健医療サービス分野は、てんかんなど、細かくみると意外な問題もいくつかありますが、ほぼスタンダードな出題傾向で受験生にとって解きやすい内容であったといえます。

 例年通り、認知症、在宅医療管理、訪問看護、介護老人保健施設などが順当に出題されました。

福祉サービス分野

 福祉サービス分野は、他の分野と同様、スタンダードな出題傾向で、過去問題を解いておけばおおむね対応できる内容でした。毎年のように出題されている訪問介護、訪問入浴介護、介護老人福祉施設、生活保護制度も順当に出題されました。

『小鳥たちのチェックシート』

的中状況!!!

掲載6項目中6項目出題!

掲載36肢中8肢出題!

掲載6項目中6項目出題!

掲載36肢中3肢出題!

掲載6項目中5項目出題!

掲載36肢中6肢出題!

※的中状況に係る照合は、福祉試験対策工房独自の基準に基づいて行っております。

■2019年ケアマネ試験(第22回)

介護支援分野

保健医療サービス分野

福祉サービス分野

<講評>

介護支援分野

 介護支援分野は、ほぼ例年と同じ出題傾向であったといえます。例年出題されている要介護認定、保険給付、地域支援事業、事業者・施設の指定、居宅介護支援などが順当に出題されていました。
 出題内容も基礎的なものが多く、正誤判断は容易であったと感じます。例年に比べると、意外な問題が少なかったので、基準点は高めになると予想できます。事例問題は昨年と同様、2問の出題となっています。

 これ以上の感想がないというくらい、特徴のないスタンダードな問題構成・内容でした。

保険医療サービス分野

 今回、一番驚きがあった分野だっといえます。主な驚きは以下の4点です。
①近年あまり出題されていなかった口腔ケアや睡眠といった介護の基礎的知識に関する問題が4問も出題されていた点
②何年もの間、連続して出題されていた訪問看護と介護老人保健施設が出題されていなかった点
 ※介護老人保健施設は、別のサービスの問題で触れられてはいますが、単独での問題はありませんでした。
③ほぼ毎年、複数問出題されていた在宅医療管理が今回は1問の出題だった点
④アドバンス・ケア・プランニング(ACP)が初めて出題された点

 例年と異なる出題傾向だったので、驚かれた受験生もすくなくなかったと思いますが、問題の難易度としては低いものが多かったので、正解率は高いと思います。
 何年も連続して出題していた訪問看護や介護老人保健施設が出題されなかった点は謎です。これまでの受験生には必要な内容で、今年の受験生には不要な内容だったのか?なんなんでしょうね。。。
 アドバンス・ケア・プランニング(ACP)が初めて出題された点は、結果論ですが、第31回の社会福祉士試験でも触れられていたので、出題の可能性はあったといえます。あとは、介護サービスの問題のなかに、例年よりも介護報酬の内容が少なかった点も特徴的でした。

福祉サービス分野

 この分野は、原点回帰的な出題傾向になっていました。全体的には、過去問題を解いておけばおおむね対応できる内容・難易度だったと思います。個別にみていくと、相談援助・ソーシャルワークの内容は、用語の意味を確認する問題が多く、訪問介護は久しぶりに問題50で出題されていました。そのほか、毎年のように出題されている訪問入浴介護、通所介護、介護老人福祉施設、生活保護制度も順当に出題されていました。
 今回初めて「生活困窮者自立支援制度」の出題がありました。小鳥たちのチェックシートで的中できて良かったです。

『小鳥たちのチェックシート』

的中状況!!!

掲載6項目中6項目出題!

掲載36肢中7肢出題!

掲載6項目中5項目出題!

掲載36肢中8肢出題!

掲載6項目中5項目出題!

掲載36肢中6肢出題!

※的中状況に係る照合は、福祉試験対策工房独自の基準に基づいて行っております。

■2018年ケアマネ試験(第21回)

介護支援分野

保健医療サービス分野

福祉サービス分野

<講評>

介護支援分野

 要介護認定、居宅介護支援、介護予防支援など、試験常連組が順当に出題されていました。第20回試験によせた感じの出題傾向を示していたといえます。ただし、今回は、介護保険法の改正点を確認する内容が結構盛り込まれていたので、難しく感じた受験生も少なくなかったと思います。なお、前回、1問の出題であった事例問題は、今回2問出題されていました。

 問題1のような条文を確認する問題は、ここ数年、連続して出題されている形式です。今後も出題されるのではないでしょうか。

保険医療サービス分野

 今回から「総合」の区分がなくなったので、サービス系の問題が最後に集中するなど、出題の並び順が例年と異なりましたが、むしろこちらの方が、頭の切り替えが楽で解きやすいと思います。

 訪問看護、介護老人保健施設、認知症、在宅医療管理など、試験常連組は順当に出題されていました。全体をみても、「例年と同様の出題傾向であった」といえます。今回は、介護報酬に関する問題が少なかったので、訪問看護を筆頭に解きやすい問題が多かったといえます。

 問題26-1に記述されている「NYHA」は、カッコ書きや注釈で「New York Heart Association」の略称であることを示すべきです。正式名称を表記することで、正誤判断が容易くなるということであれば、問題自体を変更する必要があると思います。

福祉サービス分野

 短期入所生活介護、訪問介護、訪問入浴介護、通所介護、介護老人福祉施設など、ほぼ例年と同様の項目が出題されていました。その内容をみても出題されたことがある内容が多かったので、比較的解きやすかったのではないかと感じました。

今回は、基本テキスト8訂版の影響を大きく受けていなかったので、7訂版で学習した人でも十分対応できたといえます。

『小鳥たちのチェックシート』

的中状況!!!

掲載6項目中5項目出題!

掲載36肢中5肢出題!

掲載6項目中6項目出題!

掲載36肢中4肢出題!

掲載6項目中6項目出題!

掲載36肢中6肢出題!

※的中状況に係る照合は、福祉試験対策工房独自の基準に基づいて行っております。

■2017年ケアマネ試験(第20回)

介護支援分野

保健医療サービス分野

福祉サービス分野

<講評>

介護支援分野

 介護支援分野は、近年、毎年のように異なる傾向を示しており、「何か変えよう」と必死な感じは伝わってくるのですが、結局「暗記重視」の問題が中心になっています。今のケアマネさんには暗記力を求めているのかもしれませんね。

 出題された内容をみてみると、保険給付:3問、居宅介護支援:8問、介護予防支援:2問、要介護認定:2問と、試験常連組で半数以上を占めています。例年に比べると、保険給付と居宅介護支援の問題が多くなっていました。

保険医療サービス分野

 保健医療サービス分野は、だいたい例年通りの傾向を示していたといえます。褥瘡、認知症、在宅医療管理、感染予防、老年期うつ病、訪問看護、介護老人保健施設といった常連組が順当に出題されていました。出題内容も、過去に出題されたものも含まれており、難易度もそれほど高くなかったといえますが、若干内容が具体的なものになってきたのかな?という印象も受けました。

福祉サービス分野

 福祉サービス分野は、だいたい例年通りで、試験常連組の面接技術、訪問介護、通所介護、介護老人福祉施設らが順当に出題された一方で、試験常連組の生活保護制度は数年ぶりに出題されませんでした。この分野も前回試験あたりから「何か変えよう」という意図が読み取れます。今後、要注意です。

 出題内容は、ほとんどが例年通りといった感じでしたが、障害者総合支援法については介護保険の絡めた内容になっていて、目新しく、とても良い問題だったといえます。

『小鳥たちのチェックシート』

的中状況!!!

掲載6項目中6項目出題!

掲載36肢中2肢出題!

掲載6項目中6項目出題!

掲載36肢中6肢出題!

掲載6項目中4項目出題!

掲載36肢中3肢出題!

※的中状況に係る照合は、福祉試験対策工房独自の基準に基づいて行っております。

■2016年ケアマネ試験(第19回)

介護支援分野

保健医療サービス分野

福祉サービス分野

<講評>

介護支援分野

 全体的には、①近年出題されていない内容をなるべく出題した、②文章から読み解く問題よりも暗記ものを重視した、という2点によって目新しい試験問題にしようというコンセプトがあったのかな?と感じました。暗記が得意な受験生には、かなり有利な問題構成であったといえます。

保険医療サービス分野

 全体的には、老年期うつ病が出題されなかった点、災害時の対応が出題された点の2点以外は例年どおりの傾向であったといえます。これまでの試験で出題された内容も結構含まれていたので、過去問題をしっかりと解いて対策していた受験生には有利であったと思います。

福祉サービス分野

 通所介護が2問出題された点など、細かく見ると意外だった部分はありますが、全体的には例年と大差ない傾向であったといえます。そして、何年も続いていた「問50=訪問介護」が今年でついに終わってしまいました。結果的に問52で出題するなら、せっかくなので問50で出題して頂いて、ケアマネ試験の伝統にしてほしかったですね。

『小鳥たちのチェックシート』

的中状況!!!

掲載6項目中5項目出題!

掲載36肢中3肢出題!

掲載6項目中5項目出題!

掲載36肢中4肢出題!

掲載6項目中5項目出題!

掲載36肢中6肢出題!

※的中状況に係る照合は、福祉試験対策工房独自の基準に基づいて行っております。

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