第37回(令和7年度)介護福祉士国家試験~試験対策の独り言~問題076
- 福祉試験対策工房
- 11月19日
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福祉試験対策工房より
今年も最新介護福祉士試験問題を1問ずつ掲載し、問題作成者からの視点で問題を解説していこうと思います。長丁場になるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。
問題76 Aさん(80歳、男性、要介護3)は、介護老人福祉施設に入所している。アルツハイマー型認知症(dementia of the Alzheimer’s type)が進行している。ある日の昼食時、介護福祉職がAさんに配膳すると、「お金はこれしかありません。足りますか」と小さくたたまれたティッシュペーパーを渡してきた。
このときのAさんに対する介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
1 ティッシュペーパーは、口の周りが汚れたら拭くものだと伝える。
2 ティッシュペーパーが不足しているサインとして受け止める。
3 飲食店での会計の場面であると認識して対応する。
4 食事に集中するように促す。
5 小遣いの増額を家族に相談する。
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「正解:3」
アルツハイマー型認知症の症状に対する介護福祉職の対応を考察する事例問題です。利用者が不快な気持ちにならないものを選択すればOKです。
選択肢も結構すれすれな内容だと思いますが、上記の視点で捉えれば問題ないでしょう♪




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